地球環境との調和

自然界と調和するものづくりをテーマに
プラスチックフリー・製造時の環境負荷低減・
CO2削減を目指しています。

サステナビリティ

効率的なエネルギー使用と
無駄のないシンプルなものづくりが
CO2削減、プラスチックフリーにつながりました。

CO₂ から生まれるCALXCERUM®︎

新素材CALXCERUM®︎は、製造工程でCO₂を吸収・結晶化することでつくられます。
吸収するCO2の量は、100gのプレート1枚あたり、約15g(7.5L)。
原料の製造時に排出されたCO₂を再び原料にしながら、製品を生み出すサイクルが実現しました。

100gのプレート1枚で、約15g(7.5L(※1))のCO₂を吸収して硬化(※2)
※1 100%濃度のCO₂に換算。(空気中のCO₂濃度は約0.04%)
※2 株式会社分析センター調べ
※参照: 建築のLCA算定 2013年、日本建築学会「建設用陶磁器生産(国内消費支出)」の2005年の値を参照,CFPプログラム、CFP算定用二次データ
CO₂ 排出量を約70%削減

従来の陶磁器製品は、出荷までの全製造行程を含めて、製造重量よりも多くのCO₂を排出しています。
CALXCERUM®︎は、CO₂を吸収して硬化することで焼成が不要となるため、より少ないエネルギーで製造可能です。陶磁器製品と比較してCO₂排出量を約70%削減することが可能だとわかっています。

陶磁器、プラスチック、金属などの代替品として

CALXCERUM®︎は自重あたりのCO2排出量が少ないことが特徴です。
例えば、CALXCERUM®︎の自重あたりのCO2排出量は再生アルミの約1/8、メラミン樹脂の約1/18です。
表面硬さはアルミ合金や鋳物と同程度でありながらも、重さはアルミ合金の80%程度と軽量なため、幅広い用途に応用可能です。
陶磁器、プラスチックや金属などの代替品としても注目されています。



CFPプログラム、CFP算定用二次データを参照(現在は公開終了)

kgあたりCO2排出量(kg-CO2/kg)
CALXCERUM®︎       0.40 kg-CO2/kg
陶磁器タイル       1.26 kg-CO2/kg
再生アルミ(金属)    3.10 kg-CO2/kg
メラミン樹脂(プラ食器) 7.00 kg-CO2/kg

プラスチックフリー

CALXCERUM®︎は、石油由来の樹脂をはじめ、プラスチックが一切入っていません。
貝殻や珊瑚と同じ炭酸カルシウム(CaCO3)でできているため、人にも自然にも優しい素材です。

100%リサイクル可能

完成したCALXCERUM®︎製品は、100%原料の素材のまま。低エネルギーのリサイクルシステムと廃棄物ゼロを実現できます。

クリーンな工場

CALXCERUM®︎はCO2で結晶化するため
燃焼工程が不要です。
製造時に排出されるのは水だけ。
しかも回収して再利用可能です。
熱や排気ガスが発生しない、クリーンな工場が実現できます。